スーパーなどの油コーナーに立ち寄ると、
絶対と言ってもいいぐらい
日清オイリオから出ているボスコの
オリーブオイル。
オリーブオイルというと結構値段が高い
イメージですが、
日清オイリオのオリーブオイルは比較的、
手ごろな値段が多いですよね。
そこで気になるのが、日清オイリオのオリーブオイルは、
本物のオリーブオイルなのか!
というところではないでしょうか?
今回は、日清オイリオのオリーブオイルに
着目していきたいと思います!
ボスコのオリーブオイルは買ってはいけないって本当!?
ボスコのオリーブオイルを
絶対買わないでください!というわけでは
ないのですが…。
ボスコのシリーズもたくさんありますので、
これは避けた方がいいという商品を紹介します。
・日清やさし~く香る
エキストラバージンオリーブオイル
・日清さらっと軽~いオリーブオイル
・エキストラバージンオリーブオイル
145gフレッシュキープボトル
・プレミアムエキストラバージン
オリーブオイル145gフレッシュキープボトル
この4商品には、共通点があります。
それは、容器の素材です。
容器の素材に、PETもしくはポリと書かれて
いる容器は、避けた方がいいでしょう。
おススメは、瓶の容器ですが、光を遮れる瓶容器を
選ぶのがベストです。
では、なぜPETもしくはポリの容器は避けた方が
いいのでしょうか?
それは酸化を防ぐことができないからです。
オリーブオイルは鮮度が大事です。
鮮度を保つためには、いかに酸化を防ぐのかと
いうところが重要になります。
酸化を促進してしまうのが
・紫外線
・酸素
・温度
この3つが酸化を促進させてしまいます。
日光による紫外線を避けるためには、
遮光できる瓶容器がいいです。
また、ペットボトルやプラスチック容器は、
酸素を通してしまうため、保存容器としては
向いていません。
オリーブオイルの適温は15℃~18℃です。
5℃以下になってしまうと固まります。
また、30℃を超えると酸化が進みますので、
暗所で且つ涼しいところで保管をしましょう。
本物のオリーブオイルとの違い
日本では、本物のエクストラバージン
オリーブオイルは売っていないとされています。
なぜ、エクストラオリーブオイルは
売っていないと言われているのでしょうか。
それは、日本の基準と世界の基準の違いにあります。
オリーブオイルには国際的に明確な
基準が設けられています。
それを取り決めているのが
IOC(国際オリーブ協議会)です。
国際的にはオリーブオイルの種類は
9種類あると言われています。
そこで、最高峰と言われているのが、
エクストラバージンオリーブオイルです。
IOCが定めているエクストラバージン
オリーブオイルの基準は、二種類あります。
一つ目は、化学検査です。
まず、ここで酸度が0.8%以下でなければいけません。
二つ目は、官能検査です。
官能検査では、10人ほどのテスターが嗅覚や味覚で、
フルーティさ、辛み、苦みなど多くの
評価を行います。
日本は、国としてIOCに参加していないため、
JAS法で定められている基準を適用しています。
そもそも日本では、「オリーブオイル油」と
「精製オリーブオイル油」の2種類のみの
分類になります。
オリーブオイル油の基準を満たしていれば、
エクストラバージンオリーブオイルと
名乗っても問題はないのです。
オリーブオイル油の基準は、酸価2.0%以下で
オリーブ特有の香味がすること。
おおむね清澄であること。
この基準は明らかに、IOCと比べると甘いのが
分かりますね。
ですので、日本で売っている
エクストラバージンオリーブオイルは、
国際的にみるとエクストラバージン
オリーブオイルの基準を満たしていないものも
含まれているということから、
本物ではないと言われているのです。
オリーブオイルの酸度について
オリーブオイルの酸度は、
オリーブオイルの鮮度を示す数値です。
オリーブは、摘み取ってから時間が経つにつれて、
オイルとして大事な脂肪酸とグリセリンが
離れていくのです。
脂肪酸とグリセリンが離れていくことを、
遊離脂肪酸と言います。
この遊離脂肪酸がオレイン酸換算で
100g中0.8グラム以下であれば、
エクストラバージンオリーブオイルの一つ目の
条件をクリアしたことになります。
この酸度が低い方が新鮮なオリーブオイルと
言えます。
また、オリーブオイルにすると、
それ以上遊離しなくなります。
安いオリーブオイルは健康にいいの?
世界基準で見るとわかる通り、
オリーブは時間が経過するごとに鮮度を
失っていきます。
安いオリーブオイルは、保存状況も悪ければ、
酸化しやすい容器に入っていることが多いです。
鮮度の悪いオリーブは酸化が進んでいて、
さらにオイルになった後も酸素、
光に触れやすい容器にはいっていることが多く、
酸化が進みます。
]酸化が進んだオイルは、健康に害をもたらす
場合があります。
酸化が進んでいるオリーブオイルは、
過酸化脂質を発生させ、
老化の促進、心臓病、がんなどに影響が
あると言われています。
また、製造方法で加熱式であれば、
トランス脂肪酸が発生している可能性が
高いです。
エクストラバージンオリーブオイルの使い方
エクストラバージンオリーブオイルは、
生食用として認識されていますが、
加熱調理をしても大丈夫です。
普段の料理で使うことにより、
ポリフェノールなどが摂れます。
ですが、健康にいい油と言っても油なので、
摂りすぎには注意しましょう。
オリーブオイルは加熱すると発がん性があるの?
オリーブオイルは
美容やダイエットなど、様々な効果が
あることから人気のある
油の一つですよね。
さて、そのオリーブオイルですが
加熱すると発がん性があるのではないかと
いう噂があるそうです。
結論から言うと可能性は
【ゼロではない】です。
そもそもなぜ
【加熱すると発がん性がある】と
言われているかというと【酸化】が
関係しているようです。
酸化とは空気中の酸素と油が結合して
起こす反応のこと。
この酸化が発がん性の恐れがあるのでは
ないかということですね。
では酸化したオリーブオイルを摂取すると
どうなるのでしょう?
酸化したオリーブオイルは有害物質が
発生するため
・老化の促進
・神経障害
・心臓病
といった病を引き起こす可能性があります。
ここまで聞くと
『オリーブオイルって危険なの!?』
『オリーブオイルは過熱して使えないの!?』
なんて思ったりしますよね?
大丈夫です。
酸化することによる上記の症状を誘発する
危険性はありますが、
オレイン酸を含むオリーブオイルは
酸化しにくいと言われています。
また、酸化した際の危険はあるもの、
発がん性物質そのものを発生させる危険が
あると言った根拠は明確にはないそうです。
結論
【オリーブオイルの発がん性はゼロでは
ないが、医学的な根拠はない】
ただし開封してから長く放置していたり、
保存方法によっては中身が本来の状態より
悪くなっている可能性もありますので
そのあたりは気をつけてください。
正しく使ってオリーブオイルの
栄養たっぷり頂いちゃいましょう☆
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