子どもが梅干しの種飲んでしまったが大丈夫!?腹痛はあるの?飲み込んだ種はどうなるのか解説

子どもが梅干しを食べている時、
うっかり種を飲んでしまうと
すごく焦りますよね。

何かと子供は誤飲が多く、注意深く
見ていても種などを飲み込んで
しまうことがあります。

そこで今回は、子どもが梅干しの種を
誤って飲み込んでしまった場合、

腹痛はあるのか!?飲み込んだ種は
どうなってしまうのかを解説していきます。

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子どもが梅干しの種飲んでしまったが大丈夫!?

子どもが梅干しの種を飲み込んでしまい、
喉や器官に詰まることなく

ケロッとしている様子であれば、
そこまで心配しなくても大丈夫です。

ただ、梅干しの種を飲み込んでしまって
息が出来ていないという場合は、

素早く取り除く必要がありますので
病院に行きましょう。

腹痛はあるの?

ほとんどの場合が、飴を飲み込んだ時と
同じように「なんだか違和感があるなぁ」と

いう感じが多いかと思います。

しかし、中には、胃もたれを起こしたり、
胃の中を荒らしてしまったり、

消化不良を起こしたりすることがあります。

腹痛でも

・激痛
・持続して痛い
・歩いたり走ったり振動があると痛い
・いつもと明らかに違う痛みがある

といった場合には、すぐ病院に行きましょう。

飲み込んだ種はどうなるの?

 

一番気になるのは、飲み込んだ種は
どうなるのか!?ですよね。

基本的には、飲み込んだ種は、
体外に排出されるか、消化させるかの
どちらかです。

体外に排出されず、消化もされなかった
場合が危険です。

体内に入った梅干しの種は、腸のぜん動運動と
ともに移動をして排出されるのですが、

このぜん動運動に乗り切れずに、
腸で留まってしまうこともあります。

腸で梅干しの種が詰まってしまうと、
腸閉塞を起こしてしまいます。

腸閉塞の症状としては、嘔吐、腹痛、便秘など
です。

腸閉塞になると、病院に行かなければなりません。

梅干しの種の中身を食べると死ぬって本当?

梅干しの種を割ってみると中に白いものが
ありますよね。

この白い種は「仁」と呼ばれています。

この仁を食べるとどうなるのか…。

生の梅ぼしの仁を食べると最悪死に至る
ケースがあります。

なぜかというと、生の仁には
「青酸配糖体アミグダリン」という成分が
含まれています。

これは、酸素で加水分解されると、
「シアン化水素」という猛毒に変化します。

シアン化水素と言われると聞きなれない
ですが、「青酸」と言えば聞いたことが
あるのではないでしょうか。

では、梅干しの種を食べてしまった場合
かなり危険なのでは!?と思って
しまいますよね。

確かに、生の梅干しを食べていた場合は
危険かもしれませんが、漬けた梅干しで
あればアミグダリンの影響がなくなります。

なので、漬けている梅干しの種の中身を
食べても死に至るケースは極めて低いです。

梅干しの種は消化されないの?

梅干しの種は、胃で消化されるか、
便と一緒に排泄されるかのどちらかです。

実は、梅干しの種を丸ごと飲む健康方法が
あります。

梅干しの種を飲むことで、

・二日酔いをしなくなった
・便秘が改善
・胃潰瘍が治る
・息切れしづらくなった

などが効果としてあげられていますが…。

梅干しの種をそのまま飲むと、食道に
詰まらせたり、腸内で詰まって
しまったりします。

また、梅干しの種はとがっているので
管を傷つける可能性も出てきます。

ですので、梅干しの種を飲む健康法は
オススメされていません。

まとめ

梅干しの種を飲み込んでも、基本的には
胃で消化されるか、便と一緒に体外へ
排出されるのかのどちらかです。

飴を飲み込んでしまった時と同じような
「なんだか違和感があるなぁ」ぐらいの

腹痛であれば大丈夫ですが、

明らかにいつもと違う場合は、病院に
行きましょう。

小さい子は、食道が細いので詰まらせ
やすかったり、傷つきやすかったりします。

梅干しの種などを食べている時は、
なるべく横についてみてあげましょう。

 

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