なめこ味噌汁で食中毒出さないための下処理のやり方、常温でも翌日食べれる?日持ちはいつまで?

なめこ味噌汁を作りすぎて、翌日まで
持ち越してしまった!

なんてことありませんか?

夜作ったものを、次の日の朝に
食べるのは良いですが、

夜に食べても大丈夫なのか不安に
なりますよね。

そこで今回は、なめこ味噌汁を常温で
保存した場合どのぐらい日持ち

するのか調べてみました。

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なめこ味噌汁で食中毒出さないための下処理のやり方

スーパーで買ってきた真空パックに
入っているなめこですが、

必ず下処理をしなければなりません。

そのままなめこを食べてしまうと、
下痢・嘔吐などの症状が出てしまう
可能性があります。

そこで、重要になるのが下処理の
やり方です。

味噌汁にする場合は、作る段階で加熱の
工程があるので、なめこをザルに移して

軽く水洗いをするだけで大丈夫です。

なめこ味噌汁を常温で保存し翌日食べれる?

基本的に涼しければ、常温で保存している
なめこ味噌汁は食べることが出来ます。

しかし、10℃以上を超えると細菌が繁殖
腐ってしまうので気をつけましょう。

もし、

・すっぱい味、ニオイ

・なめこのぬめり以外でドロドロした感じ

・ツンとしたニオイ

がする場合は、菌が繁殖し腐っているので
食べないようにしましょう。

なめこ味噌汁日持ちはいつまで?

なめこ味噌汁の日持ちは、

・常温(10℃以下で保存の場合)で
翌日まで

・冷蔵で2日ぐらいまでです。

なめこ味噌汁だけでなく、カレーや
シチューなど少し深い鍋で作る料理には、

ウェルシュ菌が繁殖しやすい好条件なのです。

ウェルシュ菌は、どこにでもいる
常在菌で私たちが知らない間に、

料理に紛れ込んでいる可能性もあります。

このウェルシュ菌は、2~3時間ほどで
繁殖し始めます。

空気が苦手なので、空気が入りづらい
寸胴鍋などで作る料理で繁殖します。

通常ウェルシュ菌は、中心温度が
75℃以上で1分以上加熱すれば

死滅しますが、【芽胞】を形成すると
100℃で6時間加熱をしても死滅しない

やっかいな菌になってしまいます。

この芽胞を作りださないためにも、
長い間保存しないこと、保存を

するときは、小分けにするなどの対策が
必要です。

ウェルシュ菌は、10以上で繁殖を始め、
10℃以下で繁殖スピードは緩くなり、

-15℃以下で繁殖が停止します。

余り過ぎたなめこ味噌汁やカレーなどは、
粗熱を取ったら冷凍庫で保存をした方が

菌の繁殖を防ぐことが出来ます。

 

なめこ味噌汁で下痢や腹痛が出たときの対処法

ウェルシュ菌は、嘔吐・下痢・腹痛などの
胃腸症状が主になります。

子どもや体力が落ちている方、
ご高齢の方は重症化になる可能性も

ありますが、多くの方は重症化に
なりづらいです。

だいたい、1~2日ほどで快方に
向かいます。

しかし、

下痢や嘔吐を侮ってはいけません。

なぜなら、脱水症状になりやすいからです。

どうしても、水を飲むと下痢・嘔吐の
症状が出てしまうので、

避けてしまいがちですが、
下痢・嘔吐している分、水分が失われて
しまいます。

補給をしないと重度の脱水症状に
なってしまい、体液の20%を

消失してしまうと死亡する可能性も
あります。

また、下痢は体内に入っている菌を
追い出そうとしているので、薬で無理に
止めてはいけません。

しっかり、経口補水液など多少塩分の
入っている水分をとって脱水症状を

防ぐことが必要です。

なめこの食中毒潜伏期間は?

 

なめこ味噌汁に潜伏している
ウェルシュ菌の潜伏期間は、

6~18時間と言われています。

潜伏期間を経て、下痢・腹痛、嘔吐などの
症状があらわれます。

なめこはもとより、
ぬめりがある食品なので腐っているのか

見極めるのが難しいですが、10℃以上で
保存している場合は、

翌日であっても菌が繁殖している可能性が
高いので、食べるのは避けましょう。

加熱をするからと言って、洗わずに
お味噌汁に入れてしまうと、

なめこについている細菌がついたままに
なりますので、必ず軽く洗ってから

入れるようにしましょう。

 

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