オリーブオイルが冷蔵庫で 固まった場合の戻し方!固まる原因と固まる温度の対策方法を解説

食卓でもおなじみになったオリーブオイル。

ガスコンロのそばや冷蔵庫の中で大切に
保存していませんか?。

オリーブオイルは光、高温、空気、温度の
変化で品質が落ちます。

ですからどちらもちょっと問題があります。

ガスコンロのそばは使うのに便利ですが
高温になることも。

冷蔵庫の中に保存していると固まってしまい
使うときに慌ててしまうことも。

オリーブオイルは常温保存と書いて
ありますが、

冷蔵庫に入れてはいけないのでしょうか。

少しの工夫が必要なそんなオリーブオイル
ですが、今回はオリーブオイルが

固まった場合の対策方法を解説して
いきますので、最後までご覧になって
くれれば嬉しいです。

【 楽天1位 】 オリーブオイル エキストラバージン オリテラ 1L ( 1000ml / 914g ) 6本 セット olive oil エキストラバージンオリーブオイル エクストラバージン オリーブ油 スペイン 業務用 パン 美容 揚げ物 加熱 本物 おすすめ
スポンサーリンク

オリーブオイルが冷蔵庫で 固まった場合の戻し方

オリーブオイルに含まれるオレイン酸が
低温で固まってしまい

白く濁ったりするのですが品質に
問題はありません。

固まってしまった場合は
10℃以上の室温に置いてなるべく
ゆっくりと戻すのが一番です。

急ぐ場合は瓶ごとお湯に浸して
戻すこともできます。

しかしここで問題があります。

固まったり溶かしたりを繰り返すと品質が
落ちる原因となり風味、香りが
損なわれてきます。

オリーブオイルを保存する場合の適温は
15℃~18℃なので冷蔵庫は

保存場所としては最適ではないのですね。

 オリーブオイルが固まる 原因

オリーブオイルに含まれるオレイン酸が
固まってしまい、白い結晶になって
しまいます。

冷やすと固まり始める凝固点が高いので、
つまり0℃よりずっと高い温度で
固まってしまうのです。

オリーブオイルはオレイン酸を多く含むので、
10℃以下になると固まりはじめます

この白いものは異物や不純物ではなく
オレイン酸の結晶です。

10℃以上の所に置けば溶けて元に戻ります。

特にオリーブオイルの中でもオレイン酸を
多く含むエクストラバージン
オリーブオイルは固まりやすいのです

ただし溶けたり固まったりは品質の劣化に
つながります。

ガスコンロ下の収納庫、食器棚、
床下収納庫など温度変化が少なく

光が当たらない場所に置きましょう。

 オリーブオイルが固まる温度と他の油との固まる温度の違い

食用油は、含まれている成分によって
固まる温度が違います。

オリーブオイルに多く含まれるオレイン酸は
10℃以下になると固まってしまいます。

ココナッツオイルは25℃以下で固まるので
ほとんど室温で固まっていますね。

含まれる脂肪酸の種類によって
固まっていく温度、溶ける温度が違うのです。

オリーブオイルやごま油はオレイン酸を
多く含むので

オリーブオイル(10℃くらいで)
ごま油(4℃くらいで)
固まり始めます。

その他よく使われる植物性の食用油が
固まる温度は大体の目安で

―5℃から―25℃くらいです。

室温ではほとんど液体のままで、
冷蔵庫の中でもあまり固まらないものが
多いです。

また食用油の中には固まりにくく成分を
調整している物もあります。

 オリーブオイルが固まる対策方法

オリーブオイルのビンのラベルを見ると
常温、冷暗所保存となっていますね。

暗くて涼しい場所ということですが
ガスコンロ下の収納庫、食器棚、

床下収納庫など扉があって温度変化が
少ない場所がおすすめです。

10℃以下になるとオレイン酸を多く含む
オリーブオイルは固まり始めるので

冷蔵庫は保管場所としては△です。

オリーブオイルの保存は15℃から30℃くらいを
目安にしてよいので室温でも
保管できる時期は長いですね。

冬に気温が下がる場合は食器棚の上の方に
移したり、発砲スチロール箱などを
活用してみましょう。

どうしても何日か留守をする場合や夏の高温を
避けるため冷蔵庫に保管したい場合は

野菜室かドアポケットに。

野菜室、ドアポケットは冷蔵庫の中でも温度が
高いからです。

立ててふたをきちんとしめて、新聞紙などで
くるんで少しでも冷気から守りましょう。

また固まったり溶かしたりを繰り返すと品質が
劣化したり風味が落ちたりします。

冷蔵庫に保管する場合は特に早めに使い切る
ことを心がけましょう。

 冷蔵庫で固まらないで保存する場合は?

10℃以下になるとオリーブオイルに含まれる
オレイン酸が固まり始めるのですが

冷蔵庫の温度は野菜室では3℃~8℃くらい、
ドアポケットは6℃~9℃くらいです。

そのまま無造作に入れておくと固まって
しまいます。

ドアポケットや野菜室で冷気を少しでも
和らげるよう何かでくるむなど工夫を
してみましょう。

その場合は出したり入れたりするので
常に温度変化にさらされることになります。

小さいビンを購入するなどして早く
使い切るようにしましょう。

まとめ

高温、光、空気、温度変化が
オリーブオイルの劣化を早めてしまいます。

オリーブオイルの保存は常温、冷暗所です。

ガスコンロのそばやレンジの横は高温に
なりますし、光が当たる窓際もNG。

10℃以下になるとオレイン酸を多く含む
オリーブオイルは固まり始めますが

室温に戻したり、お湯につけたりして
戻すことができます。

品質には問題はありませんが
固まる・溶けるを何度もくりかえすと、

オリーブオイルの劣化を早めて
風味や味が落ちてしまいます。

オリーブオイルはふたを開けてから
1~2か月で使い切るのがよいのですが

冷蔵庫に入れる場合はさらに気を
付けましょう。

コメント