大根おろしの効果と保存方法!辛みをとる方法やしぼり汁の使い方を紹介

おかずのアクセントとしてよく使われている
大根おろしですが、みなさん全部食べていますか?

最後まで食べていますか?
実は、大根おろしにはとても栄養が豊富にあるのです。

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大根おろしの効果は?

大根おろしには、おろすことで
イソチオシアネートという成分が出てきます。

大根おろしが辛いのは、このイソチオシアネートが
原因となります。

ただ、イソチオシアネートはおろしてから
時間が経つと蒸発します。

イソチオシアネートには、様々な効果が
あります。

大根おろしは胃にとても優しいんです。

日本人の胃には胃がんや胃潰瘍などの原因になる
ヘリコバクターピロリ菌という菌が

生息している可能性が高いです。

そして、このピロリ菌放置していると
増殖していきます

もちろん、ピロリ菌に感染してしまったら
除去することをおススメします。

さて、ピロリ菌と大根おろしの
イソチオシアネートはどんな関係が
あるのでしょうか。

大根おろしに含まれている、
イソチオシアネートにはヘリコバクターピロリ菌に
対しての抗菌作用があります。

つまり、ピロリ菌を増殖させない作用があるのです。

それだけでなく、デンプンの分解を促進する
アミラーゼやたんぱく質の分解を促進する

プロテアーゼという成分が入っており、
消化活動を手助けしてくれます。

また、大根おろしにはダイエット効果
あります。

毎食、6cmほどおろしましょう。
おろしたら、30分以内に食べましょう。

また、皮にも酵素がたくさん入っていますので、
皮ごとおろしましょう。

辛味成分が苦手な方もいると思いますが、
加熱をせず生のまま頂くのがポイントです。

大根おろしの保存方法、冷凍保存は?

大根おろしが残ってしまった場合、
次の日に食べる場合はそのまま冷蔵庫で
保存をするとすぐ使うことができます。

ただ、次の日に使う予定がない場合は、
汁ごと密閉をした状態で、冷凍庫に保存しましょう。

使う時は、使う分だけをとり冷蔵庫で
自然解凍をします。

使う分だけ取りやすいようにあらかじめ
小分けにしておくか、

折りやすいように薄く凍らして
おくのがポイントです。

冷凍保存をしていると3週間ほど持ちますので、
多めに作っておいて冷凍保存すると

次使う時に、おろす手間が省けます。

大根おろしの辛みをとる方法

大根おろしの辛み成分は、
イソチオシアネートが原因だと前述しました。

このイソチオシアネートは時間が
経つにつれ蒸発するので、

時間が経てば辛み成分も同じように
薄くなっていきます。

ただ、辛み成分が飛ぶまで待つこともなく、
抑えることができます。

そもそも、このイソチオシアネートなぜ、
おろすと出てくるのでしょうか。

これは大根の中にある細胞をつぶすことで
イソチオシアネートが出てきます。

つまり、細胞を壊さなければ、
イソチオシアネートが出てこない
という
ことです。

では、細胞を壊さないおろし方とは
どのようにすればいいのでしょうか?

それは、大根をおろすときに、
縦方向におろすことです。

また、大根をおろす部位も下の方ではなく
上の方を大根おろしとして使うと

辛味を抑えることができます。

それでも辛味を感じる場合は、
ラップをかけずに電子レンジで温める

イソチオシアネートが蒸発されますので
試してみてください!

大根おろしのしぼり汁の使い方

大根おろしのしぼり汁ですが、
最後まで一緒に食べることをおススメしますが、

どうしても残ってしまうことがありますよね。

そんな時は、他の使い方もあります。

1 お肉を柔らかくする?!

大根おろしの汁を密閉袋に入れ、
そこにお肉をいれます。

お肉がつかるぐらいが理想です。
そして、待つこと30分~1時間。

水気を切って調理すれば、お肉が
柔らかくなっています。

2 古いお米もつやつや!

大根おろしの汁をお米2合に対して
大さじ1程度入れて炊くだけで、

炊きあがったお米は白くてつやつやになります。

3 こどもでも無理なく食べられる?!

大根おろしの汁をお味噌汁に入れます。
火をいれると辛味成分が飛ぶので

子供でもむりなく食べることができます。

栄養たっぷりの大根。
皮も汁もとても栄養がありますので、

残さず美味しく最後まで頂きましょう。

 

 

 

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