健康やダイエットを目的として、水の代わりに
炭酸水を飲んでいる方も多いと思います。
そして、炭酸水として思い浮かべるのは、
あの緑色の瓶を思い浮かべる方もいるのでは
ないでしょうか。
緑色の炭酸水、サンペレグリノは飲みすぎると
危険!という口コミがあるので調査してみました!
サンペレグリノ飲みすぎに注意と言われる理由は?
それは、他の炭酸水、水よりもウランの濃度が
高いと言われているからです。
ウランと聞くと、「そんなに危ないものが
入っているのであれば、絶対飲まない方が良い!」と
思ってしまいますよね。
では、ウランはどこに存在しているのでしょうか。
ウランは地殻や海水にごくわずかに、そして広く
分布されています。
なんと身近にもウランは潜んでいるのです。
天然水などろ過していない水、湧き水の場合で
あれば、そのまま口にしている可能性があります。
サンペレグリノのウラン濃度は?
サンペレグリノのウランの濃度は
1,000mlに対して、0.004㎎~0.008㎎と
言われています。
一方、私たちがよく目にしている水道水は、
1,000ml当たり0.002mlが目標設定項目に
されています。
この基準は、
1998年、WHO飲料水水質ガイドライン補遺で
暫定されたものを、日本でも適用しています。
これだけ見ても、サンペレグリノは、ウラン濃度が
高い炭酸水と言えます。
ウランは私たちにどのような影響を及ぼすので
しょうか。
次の項目で見ていきましょう。
サンペレグリノの安全性、妊婦や子供が飲んだ場合には体に悪いの?
子どもは、サンペレグリノは飲まない方が
良いです。
まず、私たちの体はどのぐらいまでであれば、
ウランを体内に入れてもいいのでしょうか。
大人の場合
1,000ml当たり0.01㎎
乳幼児の場合
1,000ml当たり0.002㎎です。
サンペレグリノは最低でも1,000ml当たり
0.004㎎だったので、子供が飲むとウランの影響が
出やすくなります。
ウランは、体内に入ると腎臓、肝臓などの機能を
低下させてしまうことが危惧されています。
ですので、子供には飲まさないようにしましょう。
また、妊婦さんに関してですが、出来れば控えた方が
いいでしょう。
つわりの時に炭酸水を飲むとスッキリするので、
おススメされていることが多いですが、
サンペレグリノはウラン濃度が高いため、
他の炭酸水をおススメします。
サンペレグリノとペリエとの炭酸や硬度の強さを比較
※サンペレグリノ
サンペレグリノは超硬水です。
炭酸自体は、微炭酸で炭酸が苦手な方にお勧めの
炭酸水です。
硬度…674
カルシウム…208㎎
マグネシウム…53.5㎎
カリウム…2.5㎎
ナトリウム…36㎎
PH値…7.8
※ペリエ
ペリエも同じく硬水ですが、サンペレグリノと
比べると硬度は低いので、軟水に飲みなれている人から
するとサンペレグリノより飲みやすいかと思います。
また、強めの炭酸が好きな方にお勧めの炭酸水です。
硬度…382
カルシウム…147㎎
マグネシウム…3.4㎎
カリウム…0.4㎎
ナトリウム…9㎎
PH値…5.5
全体的に、サンペレグリノの方がミネラル分は
豊富に入っています。
ただ、微炭酸なので、強炭酸が欲しい時にはペリエを
選んだ方が良いと思います。
サンペレグリノの効果と効能
上記でも成分を書いたように、サンペレグリノは
ミネラルが豊富に入っています。
マグネシウムは、血液をサラサラにしたり、
腸の働きを活性化させるため、
便秘をしている時に飲むと、便秘が改善されたり
します。
また、カリウムは、細胞の浸透圧をしつつ、
神経の情報伝達、筋肉機能の調整などをしてくれます。
いかがでしたでしょうか。
確かに、サンペレグリノはウラン濃度が
高いみたいですが、ミネラル分のことを考えると、
サンペレグリノを飲んだ方が、便通などの改善に
役立ってくれそうです。
サンペレグリノのウラン濃度は、大人が飲む分には
特に問題はないので、飲んだことがない方は
これを機に試してみてください。
ただ、子供が飲んでしまうと、基準値を超えてしまう
可能性が高いので、子供の手の届かないところに
置いておくといいでしょう。
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