妊婦が薬を飲んでしまったが赤ちゃんに影響はあるの?飲んでもいい薬といけない薬を解説

妊娠をすると薬を飲むのにも、
赤ちゃんへどのような影響がでるのか
不安ですよね。

妊娠すると絶対薬を飲んでは
いけないのでしょうか?

今回は、

妊婦が薬を飲んだ時の赤ちゃんへの影響と、
飲んでも良い薬、飲んではいけない薬に

ついて解説していきたいと思います。

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妊婦が薬を飲んでしまったが赤ちゃんに影響はある?

どうしても体調が悪い時、頼りたくなるのが
薬ですよね。

妊娠期間中の薬の服用は、

特に気をつけないといけない時期と、
服用方法を守れば飲める時期があります。

妊娠にすぐ気づくかと言われると、
おそらく多くの方が「気づかない」と

答えるかと思います。

妊娠に気づくきっかけは月経が予定日に
来ないと感じてからだと思います。

この時期は妊娠4週目未満で、まだ赤ちゃんの
器官は作られておらず、受精卵の段階です。

市販薬を一時的に飲んだ場合、
着床しなかったり、流産してしまったり、
修復されたりします。

流産する可能性もあるので確実に、
安心して飲めるわけではないですが、

他の週と比べると薬の影響は少ないです。

しかし、妊娠4週目から妊娠7週目末までは、
薬を服用すると赤ちゃんに影響を

与えてしまいます。

この時期は、赤ちゃんの手足、内臓など
ベースが出来る重要な時期です。

この時期に薬を服用すると、赤ちゃんに
影響が出てきます。

また、妊娠8週目から妊娠15週目末までの
時期は、性別が決まり、あごの発達などが
行われます。

妊娠中期になると奇形は問題視されませんが、
胎児にへその緒を通して薬が入って

しまうので、子宮内で胎児が死亡したり、
適応障害などを起こしたりする可能性
出てきます。

影響とはどういったものでしょうか。

先天的な病気、奇形、死産や流産などです。

しかし、先天的な病気は3~5%の確率で
起きるので、一概にも薬を服用したからとは
言い切れません。

妊婦が飲んでもいい薬は?

薬を飲まない方が妊婦にはもちろん
いいですが、赤ちゃんへの影響を考えて

母体が悪化しては元も子もありません。

薬には、長期的に服用するものと短期的に
服用するものがあります。

例えば、風邪薬。

風邪薬は、風邪を引いた時にしか
飲まないですよね?

頭痛薬や胃腸薬も基本的には、症状が
出たときに飲むものです。

では、長期的に飲む薬と言えば、
持病で今も服用しているものです。

例えば、ぜんそくの薬であったり、
鼻炎の薬であったり。

長期的に飲んでいるものがあれば、
妊娠が分かったタイミング、

妊娠を計画している段階でかかりつけの
お医者さんに確認をしましょう。

さて、風邪をひいてしまった場合、
どの風邪薬でも飲んでいいわけでは
ありません。

妊婦が飲んでいい薬は

「アセトアミノフェン」という成分
入った薬です。

この成分は妊婦だけでなく、子供にも
使える薬です。

「熱」や「痛み」を和らげる薬になります。

 

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妊婦が飲んではいけない薬は?

妊婦が飲んではいけない薬として、

・風疹ワクチン
・抗ウイルス薬
・解熱鎮痛剤
・利尿剤
・てんかんのくすりなど
・うがい薬(ヨウ素が含まれている物)

沢山あります。

もし、持病があって薬を飲んでいる場合は、
かかりつけ医に必ず相談をしましょう。

妊婦が便秘になった時の対処法

妊娠中はホルモンバランスが崩れ、
便秘になりやすいです。

そんな時、薬に頼らない対処法を解説します。

その1

水分をこまめにとる

腸の中で便が固くなっている可能性が
高いので、水分をとり、便を柔らかく
しましょう。

その2

水溶性食物繊維をとる

食物繊維には、水に溶けにくい
不溶性食物繊維と水に溶けやすい

水溶性食物繊維があります。

便秘の時に不溶性食物繊維を
たくさんとると、かえって便秘が
ひどくなります。

逆に、

水溶性食物繊維は、腸のぜん動運動の
手伝いをして、腸を活性化させ便を
動かしてくれます。

きのこや果物、海藻類に多く含まれて
いるので積極的に摂りましょう。

ここで注意!

海藻類をたくさんとると、

ヨウ素が含まれているので、過剰摂取を
すると赤ちゃんに影響がでてしまいます。

海藻類ではなく。

きのこや果物などを取り入れバランスよく
食べましょう。

その3

適度な運動
妊婦さんはどんどん体が重くなって
いきます。

もちろんそれは、赤ちゃんが成長している
からなのですが、体が重たくなると動くのが
嫌になりますよね。

そうすると、どんどん動かなくなって
しまいます。

適度な運動を行うと腸も活発になります。
無理しない範囲で行いましょう。

その4

マッサージ
おなかに「の」を書くようにしてマッサージを
行います。

外からの刺激で腸を動かします。

その5

産婦人科に相談

ここまでして改善しない場合は、産婦人科に
相談しましょう。

便秘に効くお薬を処方してもらいましょう。

NG行為!

出ないからと言って、「浣腸」をするのは
やめましょう。

早産になる可能性があります。

また、あまり力みすぎないようにしましょう。
痔になりやすくなります。

まとめ

妊婦が飲んでいい薬と飲んではいけない薬を
書きましたが、飲む前は必ず医師に相談を
しましょう。

自己判断で飲むのは危険行為です。

今飲んでいる薬との組み合わせによっては、
飲んでいい薬も飲んではいけない薬に変わる
可能性もあります。

一番は、薬に頼らずに健康でいることです!

食生活、睡眠の質を改善して、健康な体で
赤ちゃんを迎えましょう!

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