コーヒーの作り置きは体に悪いのはなぜ?血圧や血糖値に影響は?安全な冷凍保存のポイントを解説

毎日飲むコーヒー。
毎回淹れたてを作るのは面倒ですよね。

そこで楽なのが、コーヒーを事前に
作っておくこと。

しかし作り置きのコーヒーは体に悪いと
言われています。

それは、なぜでしょうか。

今回は、作り置きのコーヒーが
体に悪い原因を調査してみました。

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コーヒーの作り置きが体に悪いのはなぜ?

コーヒーの作り置きが体に悪いのは、
酸化が進んでしまうからです。

コーヒーは、「熱・光・水・酸素」この4つが
原因で酸化をしてしまいます。

よく、カフェに行くと30分でコーヒーを
廃棄していますよね。

それは、30分で熱いコーヒーは
酸化してしまうのです。

酸化したコーヒーは、風味が落ちます。

また、時間の経ったコーヒーを飲むと
酸味を感じますよね。

これは、コーヒーが酸化している
からなのです。

風味が落ちたり、酸味を感じたりする
だけではなく、酸化をしたコーヒーを飲むと、

胃が荒れてしまい、腹痛や下痢の症状を
引き起こす可能性があります。

酸化の影響を少なくしたい場合は、
水出しのコーヒーで作り置きを作った方が
良いでしょう。

作り置きのコーヒーは血圧や血糖値に影響は?

作り置きのコーヒーに関係なく、
日ごろからコーヒーを飲んでいる方であれば、

血圧や血糖値に大きな影響はありません。

コーヒーが血糖値や血圧に影響が出る人は、
普段コーヒーを飲まない方です。

これは、

コーヒーに含まれているカフェインに
よる影響です。

しかし、これは一時的なもので時間が
経つと治まります。

もちろん、普段飲んでいる方も過剰に飲むと
カフェインの影響が出るかもしれませんが、

一時的なもので、時間が経つと治まります。

コーヒーが血圧や血糖値に与える影響は、
基本的にはありません

あったとしても一時的なものです。

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作り置きのコーヒーを安全に冷凍保存するポイント

冷凍保存をしていても、酸化が進むと
体に悪いです。

まず、作り置きのコーヒーを冷凍する際は、
空気に触れさせないようにすることが
ポイントです。

空気に触れてしまうと酸化が進んで
しまうので、

飲む時に酸化しているコーヒーを飲むことに
なります。

また、冷凍するときは急速冷凍をするように
しましょう。

急速冷凍をすると、品質を一定に保つことが
できます。

コーヒーの栄養はどうなの?

コーヒーにはカフェインが含まれているのは
多くの方が知っていると思います。

実際どのぐらい含まれているかというと、
100㎎/200?入っています。

カフェインと言えば、眠気を覚ましてくれる
イメージが強いですよね。

眠気の原因は「アデノシン」という物質が
原因です。

カフェインは、このアデノシンの分泌を
抑えてくれる役割をしてくれます。

また、クロロゲン酸も多く含まれています。

クロロゲン酸とは、ポリフェノールの一種で
皮膚や粘膜を劣化させる活性酸素の働きを
抑えてくれます。

コーヒーの適量は一日何杯?

成人の方であれば、3~4杯、
妊娠中の方であれば2杯にです。

コーヒーと聞くと一番先に思い浮かべるのは、
カフェインが多く入っていることでは
ないでしょうか。

カフェインの含有量は、100㎎/200?なので、
比較的多く入っています。

そしてこのカフェインですが、
過剰摂取をするとめまい、下痢、吐き気、
不眠症などの症状が出ます

また、妊娠期間中にカフェインを
過剰摂取すると赤ちゃんが低体重で生まれる
こともあります。

日本では特に基準を定めていませんが、
カナダ保健省は一日のカフェイン摂取量を
定めています。

成人の方であれば400㎎、妊婦であれば300㎎と
定めています。

しかし、カフェインの影響は非常に個人差が多く、
規定以上飲んでも特に何もない方もいますし、

少なくても影響を受ける方もいます。

ですので、自分の許容範囲を確認する上でも
少しずつ量を増やした方がいいでしょう。

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酸化したコーヒー が体に悪いと言われるのはなぜ?

酸化したコーヒーを飲むと体調が悪くなると
いう話をよく聞きますが、実は科学的根拠は
ありません。

ですが、一般的に酸化したコーヒーを飲むと
お腹を壊してしまったり、

胃痛や吐き気などが起きる場合があります。

では、そのような症状はどうして
起きるのかと言いますと

酸化したコーヒーに含まれる油分が
過酸化脂質へ変化することで体に負荷が
かかってしまう。

カフェインの摂りすぎ、賞味期限切れの
コーヒーを飲んだことなどが挙げられます。

コーヒー豆や粉は生鮮食品であり、
賞味期限があります。

開封したコーヒー豆を挽いて粉にした
ものでは10日以内、コーヒー豆の状態だと

30日以内が目安です。

インスタントコーヒーも封を開けたら
一か月以内に飲まないと酸化が進みます。

未開封のコーヒー豆を豆のままだと
1~2ヶ月程度

コーヒー豆を挽いて保存する場合は
3週間前後が賞味期限の目安です。

保存方法なども非常に細かく、美味しく
飲むためには非常に繊細な飲み物だと言えます。

又、丁寧にドリップしたコーヒーには
キラキラとした膜が表面に浮いているのを
みたことはありませんか?

これはコーヒー豆が含んでいる油分です。
ナッツ類は成分に油分を含みます

コーヒーが酸化するということは、
この油が酸化するということになります。

酸化した油はその分解のために肝臓に
負荷がかかります。

負荷がかかりすぎると肝機能障害や
肝脂肪などを引き起こすことも考えられます。

体に悪いと言うのはこのことかと
思われますがよっぽどたくさん

飲まない限りそこまで心配するほどでは
ありません。

やはりなんといっても、酸化したコーヒーは
その油分の酸化によって、豊かな香りや味が
著しく悪くなってしまいます。

コーヒーは鮮度が命とも言われるほどなので、
なるべく酸化させないことは、

良い香り、良い味、健康につながります。

粉を引いてもらったら鮮度がどんどん
下がってしまうので、

空気に触れさせないように密閉できる
容器に入れたり、

冷蔵庫で保管して、早いうちに飲みきり、
美味しいコーヒーを楽しみましょう。

水出しコーヒーが体に悪いと言われるのはなぜ?

これからの時期、熱くなると冷たいコーヒーを
飲む方も増えてくると思います。

しかし、水出しコーヒーと検索すると、
体に悪いという記事を見かけたことは
ありませんか?

実際、お腹を壊してしまう方も少なく
ありません。

それは、水からゆっくりと抽出して作る
コーヒーの飲む量に関係してきます。

1回でたくさんできる水出しコーヒーは
美味しくてついつい飲みすぎてしまう

なんて言うことも。

冷たいコーヒーは、飲みすぎてしまうと体を
冷やしてしまう作用があります。

そして、カフェインの利尿作用により、
体からたくさんの水分が奪われてしまうのです。

水分が奪われてしまうと、血液循環が
悪くなってしまうため結果的に

悪循環が生まれてしまうのです。

また、カフェインの1日の摂取量は
200mlから400mlが目安量と言われています。

このことからも、あまり多く飲みすぎて
しまうとお腹を壊してしまったりすることが
あるので気を付けましょう。

他にも、水出し下コーヒーは2日から3日を
目安に飲み切ることもおすすめです。

また、水出しコーヒーを作る際には、
豆を加熱する事はありません。

そのため、放置しておくと雑菌が
どんどん繁殖してしまい、体に悪影響を
与える事もあるのです。

水出しコーヒーが体に悪いと言われるのは、
すぐに飲む事ができずに酸化させてしまう事と、

加熱をしないという事からもきているのです。

 

水出しコーヒーの作り方と飲み方、体に悪いのは?

水出しコーヒーを飲まれたことは
あるでしょうか?

書かれているとおり、お湯でコーヒーを
抽出するのではなく、

水で抽出されたコーヒーのことです。

まろやかな味わいでとても飲みやすい
コーヒーです。

しかし「水出しコーヒーが体に悪い」と
よく耳にします。

本当に体に悪い飲み物なのでしょうか?

まずは水出しコーヒーの作り方ですが、
大きく分けて2通りあるようです。

1つ目は通常お湯で抽出する際に使用する
ドリップサーバーを使う作り方です。

2つ目はお茶等を入れているピッチャーを
使う方法です。

お湯で抽出したコーヒーは出来立てを
味わいたいので、人数分・その日飲む分だけを
作る方が多いと思います。

一方水出しコーヒーは1度に沢山の量を
作ることができます。

また冷蔵庫に入れて保管するのでお湯で
抽出したコーヒーよりも長い期間
保管することができます。

次に飲み方です。

ホットコーヒーはゆっくり味わって飲む
イメージはありませんか?

アイスコーヒーはどうでしょう?

暑い夏の日キンキンに冷えたアイスコーヒーが
目の前にあったら、思わず一気飲みしてしまう。

そんな方は少なくないと思います。

冷たいものを大量に摂取すると、
内臓が冷えてしまう、血流が悪くなる、

胃腸の動きが悪くなる、免疫力が下がる、
など言われています。

水出しコーヒーが体に悪い、と言われる原因が
ここにあるのではないでしょうか。

冷たい飲み物なので、つい飲みすぎてしまう。

冷蔵庫で大量に保管されているので、
いつでも何度でも飲める状態にある。

その結果、内臓の冷え、血流悪化、
免疫力の低下に繋がっているのだと思います。

美味しい水出しコーヒーですが、
1日に何度も飲んだり、

1回で大量に飲みすぎたりすることは
控えたほうがよさそうですね。

まとめ

・コーヒーが原因で血圧や血糖値が上がる
ことはない。

・しかし、過剰摂取をした場合は一時的に
変化することもある。

・作り置きをするなら、水出しコーヒーが良い。

・作り置きのコーヒーを冷凍するときは、
空気が触れないようにする。

・カフェインの過剰摂取は健康被害をもたらす。

以上のことが分かりました。

カフェインを摂り過ぎると、カフェイン中毒になる
可能性があるので、

過剰に飲まないようにしましょう。

また、酸化しているコーヒーは体調が
悪くなる可能性もあるのでなるべく早めに
飲みましょう。

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