スーパーでよく見るキムチ。
ちょっとだけアクセントとして食べたくても量が多くて、
冷蔵庫で腐らせた経験はないですか?
今回は、そんな大量のキムチを冷凍できるかまとめてみました。
キムチは冷凍できるの?
美味しいキムチですが、一度に食べられる量は
決まっていますよね。
小分けパックがあってもいつの間にか冷蔵庫の中で
賞味期限が切れてしまっていたり
一度開封をして保存していたのに酸っぱくなってしまって
食べるのをあきらめしまったり…。
そんな経験はないでしょうか?
開封をしたキムチは、乳酸菌が増え
どんどん酸っぱくなっていくのです。
余ったキムチの乳酸菌増加を止めることはできないのでしょうか?
乳酸菌の増加を止めるのであれば、冷凍することです。
冷凍をすると、乳酸菌の活動が止まり増加することが
なくなります。
では、全てのキムチを冷凍することが出来るのでしょうか?
答えは、白菜のキムチであれば、冷凍可能です。
他の大根やキュウリが入っているキムチの場合は、
水分が多いので、冷凍をすると水分が出てしまって
美味しくなくなります。
ちなみにキムチの本場、韓国ではどのような保存を
しているのでしょうか。
韓国では、11月後半から12月にかけて「キムジャン」と
言って1年間に家族で食べるキムチをまとめて漬け込む習慣が
あります。
そこで、気になるのが、保存方法。
開封をするとキムチに空気が触れて乳酸菌が増え
酸っぱくなっていくものですが、
韓国のキムチは酸っぱくならないのでしょうか?
韓国でつけたキムチも空気に触れればもちろん
酸っぱくなります。
そこで、酸っぱくなりにくいようにキムチの保存方法で
一番重要な温度管理の出来る冷蔵庫が開発されました。
1995年、ディムチェというメーカーが開発しました。
キムチ冷蔵庫が誕生して以来、なんと一家に一台
キムチ冷蔵庫があるといわれるほど普及しています。
実際は、65%の家庭で普及しているみたいです。
キムチ冷蔵庫は、主婦が一番欲しい家電製品だそうですよ。
そのキムチ冷蔵庫性能はどうなのでしょうか?
温度は0℃~7℃に設定することが可能です。
また、発酵日数によって湿度や温度を調整することも
できます。
ドアは、引き出し式もしくは上部開閉式が多く
冷気が逃げにくく、庫内の温度を保つことが出来る
設計になっています。
さすが、本場韓国ですね。
そもそも、酸っぱいキムチも食べなれているみたいで、
普通に食べられるみたいです。
キムチの冷凍保存のやり方
キムチの冷凍保存方法は、一度に使い切る量を
小分けにします。
ラップにキムチを平たく広げて包みます。
ジップロックなどの密閉袋に入れて冷凍庫に保存します。
真空パックにできる密閉袋があれば最適です。
ラップをするときは、空気が入らないように
するのがコツです。
キムチの冷凍保存後の解凍の仕方
冷凍したキムチですが、解凍はどのように
すればいいのでしょうか。
解凍するときは、保存袋のまま冷蔵庫で解凍を
しましょう。
また、どうしても早く解凍したい場合は、
保存袋に入れたまま流水で解かす方法もあります。
ただ、この場合はキムチから水分が出てしまい
味が薄くなりますのでそのまま食べるには
物足りなさを感じるかもしれません。
そこで、キムチチャーハンなどの加熱料理に
使うのが最適だと思います。
キムチを解凍した時の味の違いは?
キムチを解凍した場合は、先ほども出てきたように、
白菜から水分が出てきてしまい、
そのまま解凍すると味が薄く感じられます。
また、白菜のシャキシャキした食感は
冷凍した時点で失われてしまいます。
野菜は、冷凍をすると繊維質が破壊されて
しまいます。
ただ、通常の冷蔵で保存するよりも長く
保存することができます。
開封したキムチは、冷蔵庫で保存する場合は2週間で
食べきる必要がありますが、
冷凍したキムチは、1か月保存することが可能です。
ご参考にして見て下さいね!!
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