私たちの身の回りに溢れているペットボトル。
中身を洗って、別の冷たい飲み物や温かい飲み物を
入れて持っていこうと思っている方も
多いのではないでしょうか。
冷たい飲み物に関しては、中をきれいに洗えば
問題ないですが、温かい飲み物はどうでしょうか。
そのまま入れてもいいのでしょうか?
今回は、ペットボトルの耐熱温度について
調査してみました。
ペットボトルの耐熱温度は何度?
何気なく使っているペットボトルですが、2種類あるのは
ご存知でしょうか。
普通のペットボトルと耐熱ペットボトルの2種類です。
冷たい飲み物には、普通のペットボトルが使われていて、
温かい飲み物には、耐熱ペットボトルが利用されています。
もちろん、耐熱ペットボトルにも冷たい飲み物を入れて、
売ってるのもあります。
それでは、それぞれ耐熱温度は何度なのでしょうか。
普通のペットボトルは、55℃前後、
耐熱ペットボトルは85℃前後です。
意外にも、耐熱ボトルの耐熱温度はそこまで高く
ないのです。
耐熱ペットボトルであったとしても100℃の熱湯を
入れてはいけないのです。
耐熱ペットボトルの見分け方
それでは、耐熱ペットボトルはどのように見分ければ
いいのでしょうか。
冬になると、自動販売機にも温かい飲み物が
補充されますよね。
コンビニにもホットのコーナーに幅広く商品が
置かれますよね。
そこで、よく目にするのは、オレンジ色のキャップの
ペットボトルかと思います。
最近では、様々な色のキャップが出ていますが、
オレンジ色のキャップは耐熱ボトルの目印なのです。
また、オレンジ色のキャップじゃなくても、飲み口の色が
違うものもあります。
普通のペットボトルの飲み口は透明ですが、耐熱ボトルの
飲み口は白いのです。
中身が冷たくても温かくても、飲み口が白であれば、
それは耐熱ペットボトルを使用しているという事です。
キャップがオレンジ色、もしくは、飲み口が白であれば
耐熱ペットボトルを使用しているということを
覚えておくと何かと便利かもしれません!
※タッパーレンジ可でも溶ける!レンジ対応のタッパーは耐熱耐冷温度は何度?溶けたタッパーは有害物質なのか調査
ペットボトルに耐熱温度以上のお湯を入れると有害物質は溶け出すのか?
もし間違えて、耐熱温度以上のお湯を入れてしまった!
という場合、気になるのが有害物質が出るかどうか
ですよね。
結論からいうと、有害物質は溶け出しません。
各種メーカーの質問コーナーを確認すると、ペットボトルの
原料には有害物質は使用されていないと記載されています。
ですが、ペットボトルの原料は、「プラスチック」なので、
耐熱温度以上のお湯をかけると、変形・縮む可能性があります。
なので、基本的には耐熱温度を守ってお湯を入れましょう。
ペットボトルを湯たんぽがわりに使う場合、耐熱温度と注意すべき事
寒い冬には、湯たんぽが欲しくなりますよね。
ですが、湯たんぽがない時、代用できるのがペットボトルです。
耐熱温度は
普通のペットボトルは55℃前後、耐熱ペットボトルは85℃前後。
これを守っていれば、好きな温度で入れて大丈夫です。
オススメは耐熱ペットボトルに入れて65℃?80℃ぐらいのお湯を
入れることです。
注意すべき点は
・必ず、しっかり閉める
・火傷の可能性があるので、タオルを巻く
・中のお湯が冷めらからといって、ペットボトルのまま
電子レンジで温めない。
・耐熱温度は守る
・湯せんもしない
ペットボトルは熱に弱い性質があるので、湯せん、電子レンジ、
直火などで温めてしまうと、変形する可能性があります。
ペットボトルを消毒する場合の温度は何度?
ペットボトルは、煮沸消毒ができません。
また、熱湯を入れると変形してしまうため、熱湯で
消毒することもできません。
もし、ペットボトルの中をきれいにしたいのであれば、
食器用洗剤とぬるま湯を入れて、蓋をしっかりして
シャカシャカ振りましょう。
この場合のぬるま湯の温度は、
普通のペットボトルは55℃、耐熱用ペットボトルは85℃の
耐熱温度以上にならないように気をつけて洗いましょう!
泡が完全になくなるまで、ゆすぎましょう。
菌が気になる場合は、重曹などを使うと菌を減らすことが
できます。
いかがでしたでしょうか。
耐熱用ペットボトルは、オレンジ色のキャップもしくは
飲み口が白、
そして、普通のペットボトルの耐熱温度は55℃、
耐熱用ペットボトルは85℃です。
この特徴を活かして、湯たんぽ代わりにしたり、
再利用したりするのもいいかもしれません。
衛生上、何回か再利用したら、新しいペットボトルに
変えましょう。
※タッパーについての耐熱温度はこちらで解説しています
コメント