突然ですが、うどんと言えば何うどんですか?
みなさん、何を想像しましたか?
カレーうどん、天ぷらうどん、肉うどんなど、
うどんの種類がたくさんありますよね。
今回は、生醤油うどんの醤油は何を使っているのか
調査していきたいと思います!
生醤油うどんに使う醤油とは
生醤油うどんと言っても「なま」と読むか「き」と
読むかによって醤油の種類が違うということを
皆さんご存じでしょうか。
それでは、生(なま)醤油うどんと生(き)醤油うどんの
違いは何でしょうか。
それは、製造過程に違いがあるのです。
生(き)醤油は、元々料理業界で使われていた言葉です。
「大豆・小麦・食塩」を原料にしている
場合のみ生(き)醤油と表記することができます。
また、生(き)醤油は、加熱をすることで殺菌します。
生(なま)醤油は、もろみから絞り出した後、
加熱処理をしない醤油です。
加熱をしない代わりに、特殊な技術でろ過を
していきます。
なぜ、ろ過をするかというと、醤油の中に潜んでいる
微生物を退治するためです。
それでは、どちらの醤油を使っているのでしょうか?
それは、生(き)醤油なのですが、
なんと、お店などで食べる時には、一般的に
だしが入っただし醤油を使うことが多いのだとか。
もちろん、生(き)醤油うどんを使っているところも
ありますが、基本的にはだし醤油みたいです。
・生醤油うどんの作り方
生醤油うどんの作り方はとても簡単です。
【材料】
・うどん(1玉)
・ねぎ(お好みで)
・ごま(お好みで)
・すだち(お好みで)
・しょうゆ(大さじ1~2、お好みの分量でも◎)
この場合はだし醤油が
あればだし醤油がいいと思います!
【作り方】
1、うどんを袋に書いてある既定の時間で茹でます。
2、水気を切り、器に入れます。
3,薬味を乗せて、しょうゆをかけたら完成です!
しょうゆのかけすぎにはご注意ください。
また、通常の濃い口しょうゆなどでもできますが、
口当たりが強いので濃い口しょうゆを使う時は
少し薄めた方がいいかと思います。
また、かつお節を入れて、加熱をすると
だし醤油の代用にもなると思いますので、
濃い口しょうゆだけしかない場合は、
鰹節を入れて試してみてください。
通常の醤油に昆布や鰹節をいれて数日保存しておくと、
出汁醤油になります。
生醤油うどんの食べ方
生醤油うどんは温かくても冷たくてもどちらでも
美味しく食べることができます。
そもそも、生醤油うどんの発祥はどこなのでしょうか。
やはり、うどん県と呼ばれている香川県なのでしょうか。
そうです。香川県が生醤油うどんの発祥の地となります。
ただ、香川県では、生醤油うどんではなく、
醤油うどんとしてメニューに載っていることが多いみたいです。
なぜ、香川県だったのでしょうか。
香川県は、小麦、塩、醤油、煮干しなどが特産品で
昔からよく作られていました。
つまり、うどんの材料が入手しやすかったことから、
香川県でうどんがよく食べられるようになりました。
そこから、今人気がでている「釜玉うどん」や
「ぶっかけうどん」が誕生していくのです。
そして、醤油うどんも同じくして、香川県で誕生しました。
生醤油うどんの始まりは、忙しい農家の人が昼食に時間を
かけられないことから、簡単に食べられるものとして
生醤油うどんが誕生し、香川県で根付きました。
香川県では、醤油うどんしか出さないお店もあるぐらい
メジャーな食べ物だそうです。
生醤油うどんのカロリーは?
生醤油うどんのカロリーはほとんど
うどんのカロリーとなります。
(卵とかを入れなければ。)
100gあたり105カロリーなので、一玉200gとして
計算をすると、210カロリーがうどんのカロリーに
なります。
また、うどんの糖質は100gあたり20.8gなので、
一玉200gとして計算すると、41.6gの計算になります。
最近では、糖質やカロリーが低いうどんも発売されていますので、
気になる方はそれを使って生醤油うどんを作ってみては
いかかでしょうか。
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